ボードに立ってパドルを漕ぐウォーターアクティビティのSUPではなく、SAPE、サプールの方です。
お陰様で、38歳になりました。
毎年この時期になると、ハッピーバースデー自分、というわけで欲しい物を一つ買っています。
30代後半にもなって、自分で自分のプレゼントを買って自分で祝うのはそれなりに切ないですが。
近年では、LED付きのポイ、世界の仕事写真集、プレミア付きのイラン映画のDVD、50年近く前のパーフェクションストーブ等々、そこまで高いわけではないけど日常生活において実用性がかなり乏しくなかなか購入する決心がつかない物が多いです。
今年購入したのはサプールの写真集で、これも数か月前から買おうかどうしようか悩み、悩むのに飽きたら忘れてしばらくしたらまた悩んで、というのを繰り返して購入に至りました。
サプールはざっくり言うと、「コンゴのお洒落なひとたち」のことです。
詳細が気になる人は、グーグル先生に聞いてください。
サプールの非暴力、平和主義、他者をそしてお互いの美意識をリスペクトする理念の元、収入の大半を費やしファッションを楽しむ姿は最高に格好よく憧れます。
会社や組織、グループなど、多数であれ少数であれ人の集団に属するのはかなり苦手なんですが、サプールの中には入れて欲しいです。
アフリカには行ったことないし、サプールを知るまでブラザヴィル(コンゴ共和国の首都)は知らなかったけど、キンシャサ(コンゴ民主共和国の首都)は20代の頃、自転車で海外をウロウロしてる時にアフリカではヨハネス(南ア)、ラゴス(ナイジェリア)に並び行ったら死ぬ街、という話を耳にしていました。
今でも安全ではないんだろうけど、平和のシンボルのサプールいるし、地球上で最も平和主義な霊長類ボノボが世界で唯一生息する国だし、いずれコンゴにも行ってみたいです。
コンゴに行って、ボノボと友達になりたいです。
「好きな色はふたつ。ひとつは白。それは平和の象徴だから。そしてもうひとつは赤。肌の色が違っていても同じ赤い血が流れているから」
(マバンザ・ピヴォ・マキシム)
世界で一番オシャレでエレガントな人たちです