割と温泉は好きな方だと思います。日帰り温泉に1人でフラッと行く事もあれば、山に行った後は必ず立ち寄るし、友達と年に1、2回男だらけの温泉旅行に行ったりもします。
そんな普通に温泉好きな僕ですが、今のところ女湯には一度も入った事がありません。
だから女湯の現状は知りませんが、男湯に関しては入浴者は2つの人種に分けられる気がします。
一つはタオルで下半身の前を隠すタイプ、もう一つは隠さないタイプ。
ちなみに、僕は後者です。
別に自慢の息子を周りのみなさんに紹介したいわけではありません。
うちの子はせいぜい偏差値55くらいで、塾に行けば60くらいになるのにっていうレベルだと思います。
僕はド近眼で、裸眼の視力が両目で0.01〜0.03程度です。
基本、お風呂は裸眼で入るんでかなりぼんやりした世界で入浴することになります。
僕に限らずみなさん似たようなものだと思うんですが、人間は主観的なところがあり自分が見えている世界イコール周りが見えている世界と思いがちではないかと。
僕の場合は、ぼんやりした世界を周りの人と共有しているような気分になります。
これは僕だけかもしれませんが、周りがはっきり見えないと周りに対する関心が低くなります。
関心が低くなると、周りに人がいても1人でいるような気分になります。
そうなるとわざわざタオルを腰に巻いたりするのも面倒なんで、結果、裸族の状態でお風呂場をウロウロしています。
温泉で前を隠すか隠さないかなんて話は滅多にしないんですが、一応、対外的には、日本男児として威風堂々とお風呂に入るため、と言ってました。
先日、そんな威風堂々という言葉にぴったりくる人を発見。
そこはシャワーなどがプッシュ式で、一回押すと10〜20秒程度お湯が流れて勝手に止まるタイプでした。
何回も押すのが煩わしかったのか、その方、立ち上がり片足をあげてプッシュするところに足をのせシャワーを浴び始めました。
ここまでは僕でも理解できる行動だったんですが、なぜかその方はこっちを向いてシャワーを浴びてるんです。
普通、鏡というか壁を向いて体を洗ったりシャワーを浴びたりすると思うんですが。
正対ではなかったんで目の前で色々と強調されたわけではないし、一体、何アピール?という疑問はあったけど、若干怖かったんであまりその人の方は見ないようにしていました。
でも今思うと、男らしいシャワーの浴び方だなと、威風堂々とした人だったなと。
ただ、いくらぼんやりした世界にいるとは言え、あそこまで威風堂々とシャワーを浴びる事は恥ずかしすぎて今の僕にはとても真似できません。