大学時代の友人と、石川の加賀に1泊2日で遊びに行ってきました。
今のペンションの常連さんで、70代のじいちゃんがいます。
この方、幼馴染の友達と年に何回か旅行をしているみたいで、皆さん、お互いを小さい頃と変わらず渾名で呼び合っています。
そんな光景を見てて、なんかいいなぁ、と思い、幼馴染ではないけれど、じいちゃんになっても今と変わらず付き合っていけるであろう大学時代の友人2人に声をかけ石川に行くことにしました。
行き先を決める際、僕はお酒の美味しいところ、友人1 は蟹が食べれるところ、友人2 は楽しいところ、こんな希望を出し合った結果、石川になりました。
お酒に関しては、今までこのお酒美味しいなって感じるのは殆ど北陸のお酒だったけど、当然、合わないお酒もあるみたいで個人的には北陸の美味しいお酒は飲めませんでした。
蟹はそんなに好きというわけでもなく、嫌いではないけど面倒な食べ物という認識でした。
それに、これまで家で食べる蟹というとタラバガニが主で、タラバガニは実は蟹じゃないと知った時はなんとなく親に騙された気分になった記憶が。
タラバガニが悪いわけではなく美味しいんですが、なんとなく気分的に。
今回宿泊した旅館のおかみさんに食事の際、今日はタグ付きの蟹だからあなたたちラッキーよ!と言われたけど、蟹の価値がよく分からないため、まずタグ付きって何ですか?というところからスタート。
石川県産の蟹には青いタグが付けられ、いわゆるブランドになり知ってる人はタグ付きと言われたら、いいね!となるんだそうです。
1人1杯用意してもらい、2杯は焼いて1杯は釜茹でに。
タグ付きの力なのかはよく分からないけど、焼いても茹でてもとても美味しく、今まで食べてたのはやっぱりヤドカリ?と思ってしまいました。
特にびっくりするくらい美味しかったのは、甲羅を器代りにして蟹味噌と一緒に蟹の身とご飯を炙り、醤油を少しだけたらしてリゾットっぽく仕上げた一品。
富山で廻ってるお寿司を食べて、回転寿司ってこんなに美味しいの?と驚いたけど、今回も同じように蟹ってこんなに美味しかったんだ、と新しい発見をしました。