Seven Continents

STAY HUNGRY!! STAY FOOLISH!!
かんとり〜ろ〜ど5 山の魚
長野に移住してきて身に付いたのが、岩魚のさばき方。
ここに来た当初、炭で焼いた岩魚を頭から尻尾まで丸ごと食べ、それがかなり美味しかったんで自分で釣った魚を食べてみたい、と思ったのも渓流釣りに興味を持った一因でした。
今のところ、釣る釣らない以前に竿に仕掛けをつけることがよく分からないという状態なんで、釣りに行くフィールドにまだ立てていないんですが。

ちなみに宿で提供する岩魚は、生きた状態で近くのお店で購入しています。
鮮度が落ちてくるとネチャネチャベトベトしてくるので、僕みたいな素人にはうまくさばけなくなります。

鮎は草食なんで内蔵も食べられるけど、岩魚は雑食で何が入っているか分からないため内蔵は綺麗に取り除くそうです。
次に、えらも取って串をさし、焼く直前に目と尾に飾り塩をかけ、全体に塩を軽くまぶします。
客室の囲炉裏を借り時間はかかるけど遠赤外線のパワーで焼いて、最後に食べます。

職場とはいえ、囲炉裏を囲んでると岩魚の美味しさや炭の暖かさも手伝いほんわかした気分になります。

こっちに来て初めて知ったお魚の楽しみ方が、骨酒です。
ふぐの鰭酒は僕でも知ってたけど、骨酒は初めて聞く言葉でした。

カリカリに焼き水分をとばし、適当な器にカリカリにした岩魚をいれそこに日本酒を注ぎます。
地域や個人によって飲み方も変わってくるみたいなんで自分が楽しめれば分量や方法は何でもいいと思うんですが、分量によってはお酒というよりはお酒風味のスープっていう感じになります。
骨酒も飲みだすと止まらなくなり、気付くと4合、5合と飲んでてそろそろ止めないと、と思いつつ飲み続けてしまいます。

ギョギョギョっていう感じにはなりたくないけど、お勉強も兼ねて、海の魚と山の魚を食べ比べ飲み比べていこうと思います。



岩魚 -- 他の魚との区別は全くつきません
           イワシと並べてあってもきっと判別できません

| NAGANO | 00:51 | comments(2) | trackbacks(0) |
かんとり〜ろ〜ど4 ガール
親父が和歌山の山育ちだったこともあり、小さい頃から親父と一緒に山に登っていました。
高校時代は、山岳会みたいなとこに入って山に登っていました。
高校時代なんで今から15年くらい前になりますが、時代を先取りしすぎたせいか、その当時は山ガールなんていう女の子は存在していませんでした。
山、登ってまっせ!というような、タフなおばちゃんしかいませんでした。

大学以降は自転車旅行に夢中だったせいで、全く山には登っていませんでした。
数年前から山ガールという言葉を耳にするようになり、周りのアウトドア好きの女友達からも、箱根に登ったとか、六甲山に登ったとか、そんな話を聞くようになりました。
それでも相変わらず自転車旅行に夢中で、腰の骨を折ったりしたせいもあり、山ガールの波には完全に乗り遅れてしまいました。

昨年末あたりから、次は川ガール、釣りガールがくる、という話を耳にしたり目にしたりしたけど、根本的に釣りには興味がなかったので自分には関係ないと思っていました。
ところが、移住した先は渓流釣りが盛んなスポット。
あっちにもこっちにも川があります。
だったら渓流釣りを初めて、川ガールと仲良くなって、今度、一緒に岩魚を釣りに行きましょう、そんな波に乗らないと。
と、いうわけで、竿と遊漁証の年券を買いました。

でも、釣りとはあまり接点のない人生を歩んできたので、こっから先、どうしていいか分かりません。

一回だけ、職場のペンションに滞在してた人に渓流釣りに連れて行ってもらいました。
行くには行ったんですが、釣りに行った時間の7割は糸と針と枝との格闘で心が折れかかりました。
釣りの世界から、ちょっとだけ引退したくなりました。
結局、1匹も釣れなかったけど、やってみると結構、夢中になり4時間近く川で糸を垂らしてました。

何も釣れなくてもそこそこ楽しかったんで、魚が釣れたら相当嬉しいだろうなと思うんですが。
問題は、川ガールも釣りガールもどこにもいなかったけどこれはどーいうことなんでしょう?




| NAGANO | 22:54 | comments(4) | trackbacks(0) |
かんとり〜ろ〜ど3 ハーベスト
スーパーマリオでもこんなキノコ食べたら死ぬだろ、というようなキノコを貰いました。

このキノコを見つけた人も、ストレートなキノコか毒キノコか知らなかったみたいで、
「これ、試しに食べてみてよ」
「いや、絶対無理ですって、死んだらどーするんですか」
「いいじゃん、食べてみたら分かるんだから。意外に美味しいかもよ」
「意外にって、予想通り毒キノコだったら俺の命はどーなるんですか」

こんなやり取りした後に、お迎えのペンションのオーナーさんがキノコ採り名人ということでご教授して頂きました。
このキノコ、アミガサタケというキノコで、日本では食材としてあまり出回っていないけどヨーロッパではいい値段で取引されているプチ高級食材だそうです。
桜の木の下からニョキニョキ生えてきて、香りや味が濃いからクリームシチューなどの料理に合うそうです。

ゴーサインが出たんで、食べてみることにしました。
クリームシチューにするのは面倒だったしなんせ1本しかなかったんで、4等分に切ってマッシュルームを加えてアヒージョっぽくしてみました。

オリーブオイルとの相性も良く、食感も味も香りもしっかりしていて、個人的には美味しいキノコだなと思いました。

一回煮てから乾燥させると、長期の保存も効くそうです。
ただ、生で食べたり傘が崩れているやつは中毒するらしいんで、注意が必要。

こんな感じで、ちょっとずつ山のレシピを増やしていきたい今日この頃です。



アミガサタケ -- 意外に美味しいです
        人類で一番最初にこのキノコを食べた
        人はすごいと思います


わらび -- 地面からウネウネ生えてきてるけど、
      わらびも都会で買うと高いんだそうです

| NAGANO | 00:19 | comments(4) | trackbacks(0) |
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