Seven Continents

STAY HUNGRY!! STAY FOOLISH!!
栄光ナル国家カザフスタン
人から共感してもらえないけど、好きですカザフスタン。
食事は不味くはないけどそこまで美味しくなく、見どころがどこなのかよく分らず、物価も高いけど、良い国ですカザフスタン。
 
旅行中に立ち寄り何カ月かゆっくりしたいと思う街は多いけど、何年か住んでみたいと思う街はこれまでそんなにありませんでした。
ブルガリアのプロヴディフ、トルコのイスタン、台湾の高雄も好きだけど、ここに住みたいと本当に思ったのは、実際に住んでたCHCHやシドニーを除くと、シンガポールとカザフスタンのアルマティくらいかも。
アルマティに何があるのかよく分らないし、魅力が何かもよく分りません。
ただそこにいるだけでしっくりくる感じで、同じような感覚は大阪やシドニーにも感じました。
逆に、名古屋やCHCHにはあまりそーいうのは感じませんでした。
 
アルマティも治安が悪化していると聞いたけど、治安悪化の原因は出稼ぎにきたキルギス人が犯罪を犯すケースが増加しているからだ、とも聞きました。
これが本当なのか誤まった情報なのかは分らないけど、キルギス人にしばかれた自分としては100%信じます。
カザフスタン人が悪いことするわけない、悪いのは全てキルギス人だと。
 
フォローになってないかもしれんけど、キルギス人にも親切な人はいます。
道聞いただけなのに、家に連れて行かれ熱烈歓迎されたりしましたし。
 
カザフで知り合ったスコットランド人に、カザフを題材にした映画を勧められました。
ファッキンファニーだから一度観た方が良いと勧められた映画は、「ボラット」。
 
帰国してから今までこの映画を思い出したことはなくタイトルさえも忘れていたのに、レンタルショップでたまたまこのDVDを手に取ったら、スコットランド人がこの映画の話をしている場面がフラッシュバックのように脳裏に浮かんできました。
人間の頭って不思議だなと思いつつ、この映画とも何か縁があるのかと思い借りることにしました。
 
日本にいるとカザフの話なんて全くしないため、カザフラブな熱い気持ちも最近は冷めてきたんで「ボラット」を観て熱い気持ちを取り戻そうと思ったけど、カザフスタンはあまり関係ない作品でした。
社会風刺とも言えるけど、基本的に下品です。
どん引きするかはまるか、2極化する映画とは思うけど僕は結構好きです、こーいうの。
 
実際のカザフスタン人は、田舎も都会も親切な人がとても多く、何故かとても親日的な国です。
ウズベクと違い観光資源に乏しいし、あえてカザフに行こうって人もあまりいないと思うけど、個人的にはそのうちまた旅行したい国です。
広大な国なんで、自転車でじっくり旅行できればと思うけど、いつ実現できるかは全く分りません。


        日本にも来て欲しいです。
| CULTURE | 01:59 | comments(0) | trackbacks(0) |
サワディー2
10年前、シンガポールからバンコク・アユタヤまで自転車で旅行しました。
シンガポールがスタート地点で、マレーシアの東海岸を走りバンコクまで北上するルートで。

シンガポールからタイまで素敵な出会いに恵まれた旅行でしたが、印象に残っている人たちのことは今でも鮮明に覚えています。
タイ南部のヤラ―という町では中学校の先生と知り合い、その先生と同じ学校で日本語教師をやっていた日本人と親しくなりその日本語教師の友人が他の地域の学校で同じく日本語教師をしていてお邪魔させてもらい、という感じでタイの学校巡りをしたり、他にもなんか色々とありました。

その中でもとりわけ思い出深いのは、チュンポンとプラチュアプ・キーリカンの間に位置するチャイラーという町で出会った人たちです

きっかけは、床屋さんとアイスクリーム屋さんが合体したようなお店に入ったこと。
休憩がてらアイスクリームを食べてたら、美容師のおばちゃんにシャワーを浴びてこいと言われたので素直にシャワーを浴びました。
その後、美容師さんらしく髪の毛をいじられ、なぜか美容師さんなのに手相をみてもらいました。
アイさんっていう渾名のこのおばちゃんに占ってもらった結果は、24歳で彼女ができて、25歳でお金持ちになるというものでした。
24歳で彼女ができるというのは当たったけど、25歳でお金持ちになるというのは外れました。

しばらくすると、なぜかアイさんの車に乗せられ、なぜか僕の支払いでご飯を食べ、なぜかお店に戻ると知らないおばちゃんが迎えに来てました。
お迎えに来たおばちゃん、ティワンさんのお姉さんが1年前まで日本にいて、今はピーピー島で観光客相手にマッサージ師をしている、という説明をアイさんがしてくれました。
そこから、ティワンさんのねえちゃんがピーピー島から戻ってくるから今日はティワンさんの家に泊まりなさいって話になり、じゃあ、せっかくなんでというわけでティワンさんの家に行くことに。

家族構成は、じいちゃん、ばあちゃん、ティワンさん、旦那、女の子2人、男の子1人、ねえちゃんの子ども1人の8人家族。
ねえちゃんの子どもの名前は日本人っぽく、シノちゃん。
深夜にねえちゃんも帰宅して、日本のことや他界した旦那様のことなど、色々な話をしました。

ここの家族の人たち、じいちゃんもばあちゃんも、ティワンさんも子供も、物質的にはそんなに豊かではないんだろうなぁという中でとても温かく僕のことを迎え入れてくれました。

今回の日本の大震災にあたり、バンコクのスラム街の人たちが一カ月分の給料を全て募金してくれた、という報道に触れると、自分が接してきたタイの人たちの温かさを思い出します。
幸いなことに無職だし、時間だけはあるし、タイに遊びに行くのもいいかなぁ、と感じる今日この頃です。


チャイラー- 床屋さん



チャイラー- ティワン家


チャイラー- シノちゃん
| THAILAND | 01:10 | comments(0) | trackbacks(0) |
サワディー1

わたくし、年甲斐もなくまた無職になってしまいました。
どーなるか分かんないけど、これからのんびり就活していこうかなと思ってます。

先週、1週間ほど関西へ行ってきました。
「3月になって暖かくなったら最後のお勤め(墓参り)をしに行く」と、他界する直前まで親父が言い続けていたので親父の故郷の和歌山へ行き、お墓参りと父の友人夫妻に挨拶してきました。

親父の友人と僕は全く面識がなく、迷惑がられるかなとも思ったんですが快く迎えてもらい、僕の知らない親父の昔話を聴かせてもらいました。
親父が勤めていた会社に挨拶に行った時も感じたけど、僕が全く接することがなかった親父の一面を垣間見ることができ行って良かったと思います。

和歌山市内では民宿のようなビジネスホテルに宿泊しました。
南海和歌山市駅とJR和歌山駅の中間、ややJR寄りに位置しているホテルでしたが、周囲はタイランドの雰囲気が濃い場所でした。

タイ料理のレストランやタイマッサージのお店が多く、韓国系のピンクのお店も看板にはサワディーの文字が。
ホテルの人が言うには周辺にはタイ人が多く、そのためタイ系のお店が増えてマッサージ屋さんは競合が激しくなり値崩れをしているそうです。
そのホテルのにいちゃんも奥さんがタイ人で、マッサージ屋を経営していると言ってました。

値段は60分で4000円、80分で5000円、90分で6000円。
以前、いつもお願いしていた美容師さんから、美容室やマッサージなどのベーシックな相場は10分に付き1000円って聞いたことがあるんで、タイマッサージのお店にもその相場が当てはまるなら確かに安いかなと。

行ってみました、宿のにいちゃんお勧めのお店に。
このにいちゃん、奥さんがマッサージ屋を経営しているだけあり和歌山のタイマッサージ業界に詳しいらしく、名古屋人の自分にはあまり役立たない情報を色々と教えてくれました。
本来はタイまで行ってマッサージ師の資格を取らないといけないそうですが、最近は店が乱立してきて値段も安くなった代わりに資格を保持していない質の低いマッサージ師さんが増えているそうです。

余談ですが、このおにいさん、年内に三重県の鈴鹿市にタイ系のパブをオープンするそうです。
タイ系のパブが成功するよう、陰ながら応援しています。

国籍不明のきゃばいおねえさんがピンクの声で出迎えてくれる、そんなお店ではなく近所のおばちゃんたちが通うようなお店なんで店内は極めて地味でした。
タイ人のマッサージ師さんがほとんどなんで、店内の公用語はタイ語。
置いてある雑誌もタイ語や日本語、英語が混ざったものでした。

タイマッサージを受けるのは今回が10年ぶり3回目でタイマッサージがどういうものかよく分からないんですが、とにかく痛かったです。
下半身を触られても、上半身を触られても、頭を触られても、とにかく痛かったです。
お金払って罰ゲームをくらった気分でした。

もともとあーいうものなのか、それともマッサージ師さんとの相性が悪かったのか、僕の体がタイマッサージに合っていないのか、それともマッサージを受けるほど体が疲れていなかったのか。
なんにせよ、次回があるならもう少しクセになるお店へ行きたいです。
| OSAKA | 00:19 | comments(0) | trackbacks(0) |
CALENDAR
S M T W T F S
     12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930
<< April 2011 >>
PROFILE
SEARCH THIS SITE
SELECTED ENTRIES
CATEGORIES
ARCHIVES
RECENT COMMENTS
RECOMMEND
RECOMMEND
RECOMMEND
RECOMMEND
LINKS
GOOGLE MAP

より大きな地図で BICYCLE TRIP を表示
MOBILE
qrcode
SPONSORED LINKS
OTHERS
<<new | 1 / 1pages | old>>