ここ数年はブログの更新頻度も年一回くらいなので、今回が今年最後の更新になるかもしれません。
長野に移住して、3カ月が経ちました。
GWの一週間前に長野の山の中に移住してきて、GWに宿屋を開業、GW後に自分の宿としての準備を始める、という流れで段取りの順序が少し違うような気もしつつ、この3カ月、営業と並行して宿造りを進めてきました。
今回の開業にあたり、これまで営業中だった取得物件の屋号を変更することにしました。
何をもって正式な屋号変更とするかの判断は難しいところですが、営業許可は新しい屋号で3月に取得、外部予約サイトの屋号は5月中旬に変更。
損害保険に関しては、登録している屋号と保険申請する際の屋号が異なる場合でも問題ないそうです。
諸事情により6月中旬までは施設の看板と別荘地内の案内板を変えられなかったので、7月に入ったらHPと看板・案内板を変更しようと計画していました。
HPは友人の協力もあり7月から無事、販売開始。
案内板は別荘地の管理会社が7月の連休前に取り換えてくれたものの、問題は看板で。
友人の「ルーターで浮彫にしたら山っぽいし、自分で作ったら?」というアドバイスもあり、お金がないという切実で切ない事情もあり、自分で作ることにしました。
幸い看板の枠は以前の看板のものを使えたので、自分の仕事は新しい看板を作成し古い屋号の看板の上から打ち付ければOK!と割と軽く考えていました。
今回の基本的な作業内容は、板を買う、削る、ペンキを塗る、打ち付ける、になります。
浮彫に適した板の厚さが全く分からなかったので、とりあえずホームセンターにある一番厚い板を購入。
次に、今回のメインイベント、削る作業。
友人はルーターと言っていたけど、トリマーの方が自分には扱いやすそうだったのでトリマーを購入、作業開始。
作業開始当初はビット(刃みたいなもの)が簡単に抜けるし、そのうち電源を入れるだけでビットが吹っ飛んでいくようになり、いずれビットが刺さるんじゃないか、という身の安全に対する不安と、看板、できねーよ、という将来に対する不安を抱えながらの作業でした。
コレット(ビットを固定するようなもの)を少し広げればビットを深く装着できるから安定するのでは、と考えコレットを少し広げようとしたら真っ二つに割れました。
構わずそのままビットを装着して使ったら、四つに割れました。
ビットの交換がひたすら面倒になったけど、電源を入れると吹っ飛んでいくこともなくなり怪我することなく削りの作業は終了。
ペンキ塗りの際にハンダを使ってウッドバーニングで模様を入れるか迷ったけど、それをやると8月に間に合わなくなるのでやめました。
代わりに、宿のドリンクメニューをウッドバーニングで作ろうかと思います。
ウッドバーニングだと一旦メニューを決めたら修正できないので、メニューをかためてからの作業になるうえ最低7枚は必要になるので、年内にできればいいかな、という感じです。
最後に、古い看板の上に新しい看板を重ねドリルで軽く穴を開けビスで固定して完成。