僕の好きな言葉の一つに、「なるようになるさ」があります。
スペイン語で言うと、「ケ セラ セラ」
英語で言うと、「Whatever will be, will be」
沖縄語で言うと、「なんくるないさ〜」
沖縄では、最近、沖縄に移住した土佐っ子と生まれも育ちも生粋の沖縄人の友達に会ってきました。
2人に会うのは6年ぶりくらい。
1人は大人の女性に、もう1人は以前はおっさん度65%くらいだったけど、今回は100%おっさんになっていました。
移住した友達が沖縄の言葉が分からない、と言っていたけど僕も同意見です。
沖縄人の友達と話をしているとき、たまに何を言っているのか全く分かりませんでした。
友達が沖縄の方言をいろいろと教えてくれたけど、その中で一番気に入った言葉が「なんくるないさぁ」。
「なるようになるさ」っていう意味以上に、この言葉の響きが好きになりました。
助手席で呪文のように「なんくるないさ」、「なんくるないさ」 と、1人でぶつぶつ言っていたらダメだしをされました、発音が違うと。
友 「”なんくるないさ”の”ないさ”の発音はこうだよ、”ないさぁ”」
僕 「”なんくるないさぁ”、”ないさぁ”」
友 「違うなぁ、こうだよ”ないさぁ”、”ないさぁ”」
僕 「”ないさぁ”、”ないさぁ”」
友 「そうじゃないよ、ないちゃ〜には難しいかな、”さぁ” だよ”さぁ”」
僕 「”さぁ”」
友 「違う、”ないさぁ”、”さぁ”」
僕 「なんか、もう、いい……」
名古屋弁も沖縄弁も同じジャパンの言葉なのに、こんな、英語でいう 「L」と「R」や「S」と「TH」の発音の違いみたいな指摘を受けるなんて思ってもいませんでした。
こうして文字で見ると、当然のことながら音の違いは全く分からないと思います。
でも、実際に音で聞いても僕には違いが全く分かりませんでした。
きっと、沖縄の人しか識別できないと思います。
12年ぶりの沖縄では、海には入らなかったけど、普段なかなか会えない友達にも会えたし、花火も見れたし、防波堤に座ってオリオンビール飲みながらタコライス食べたりして、ゆったりした時間を楽しんできました。
沖縄に移住する人の気持ちも分かるような気がします。
旅行と生活は全くの別ものとはいえ、僕も将来的には沖縄に移住しようかなって思ったりしています。